冬の夜はなぜ遠くの物音が聞こえる?
冬の夜、遠くの重・の音や犬の吠え声などが、意外にはっきり聞こえてきて驚くことがあります。
これはなぜでしょう。
音の伝わる速さは、零度なら1秒間に331メートル、15度なら340メートルで、温度が1度高くなると0.6メートルずつ速くなります。
ところで音は、空気に温度差があると屈折して、曲線を描いて伝わります。
冬の晴れた夜には、地表が冷え、上層のほうが暖かいため、ボールを投げた時のように、弧を描いてから地面にかぶさるようになるので、大空に消えてしまう音の損失が少ないわけです。
それで、遠い物音が夜の静けさの中を通って、はっきり聞こえてくるのです。